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チャルカレー

  • 所在地
    〒897-0302 鹿児島県南九州市知覧町郡16459-1
  • 電話番号
    080-6619-1861

チャルカレーのご紹介

チャルカレー 岩崎泰依さん

チャルカレー 岩崎泰依さん

プロフィール
岩崎 泰依(いわさき やすえ)さん

種子島出身、東京育ち。幼い頃から布に興味があったことから高校卒業後、服飾デザインの短大へ進学。20歳の夏休みにインドに足を運び、その後インドに通うように。短大卒業後は、呉服店やインドのアパレル会社などで働いた。2018年からは南九州市の地域おこし協力隊として知覧に移住。現在はカレーのお弁当販売を行う「チャルカレー」を立ち上げ、初心者向けのスパイスカレー教室などを企画している。

幼少期からの布好きをきっかけに、インドに足を運んだ20代

幼少期からの布好きをきっかけに、インドに足を運んだ20代

種子島で生まれ、東京で育った岩崎さん。

2018年に知覧町に移住し、現在はカレーのお弁当とおかずスパイスを提供する「チャルカレー」や、知覧武家屋敷にて綿花の栽培や糸紡ぎ体験などを行なっています。

幼少期について伺うと「素材としての布が好きで、自分の着ているものがどういう素材なのか? にとても興味がありました」と話します。

高校卒業後は「布を扱う仕事がしたい」と、短大へ進学。当時は学生が海外に出ていくことがブームだったようで、岩崎さんも様々な国に足を運びました。

20歳の夏休みに訪れたインドでは、現地の布に興味を持ち、産地を訪ねて回ったそうです。「おもしろくて、水があっていた」と当時をふりかえります。

現在はカレー教室を運営している岩崎さんですが、当時はあまり食に興味がなかったようで、「若い時は食べるものより着るものや、やりたいことにお金を使っていました」と話してくれました。

短大卒業後は、東京やインドで過ごし、南九州市へ

短大卒業後は、東京やインドで過ごし、南九州市へ

短大を卒業した後は、東京の呉服店に就職。布に関わる仕事を経験しながら、休みの時はインドに通いました。

「あの頃は、インドに行くために仕事の計画を立てていましたね。ガっと働いて、2週間とか1ヶ月をインドで過ごすような生活をしていました」

10年ほど呉服店で働いた後は、インドのアパレル会社に転職し、6年ほどインドに滞在。定住を視野に入れていたものの、ビザの関係から帰国することに。

帰国後は首都圏で長く過ごしたこともあり「東京はもう良いかな」と、地方移住を考えるようになり、母の出身が種子島で親戚もいたことから、移住先は鹿児島を選びました。

「寒さが苦手で鹿児島の暖かさにも惹かれていましたが、住んでみてそれは間違いだったと気づきました……」

冬は意外と寒い鹿児島県。南九州市は南の端にあるため、比較的暖かい地域ですが、真冬にはダウンやコートが欠かせません。

地域おこし協力隊として、観光分野で活動

地域おこし協力隊として、観光分野で活動

移住する際には、地域おこし協力隊制度を活用し「知覧武家屋敷の活性化」をテーマに観光分野で活動。知覧武家屋敷で行う和綿の糸紬ぎ体験は、南九州市の観光パンフレットにも掲載されています。

また「はじめてさんのスパイスカレー教室」の元となった料理教室も、協力隊期間中にスタート。

「料理教室は要望があって、それに応える形ではじめました。コロナ禍になって『お家で料理を楽しみたい。自分でもスパイスカレーをつくってみたい』という人が増えている印象がありますね」

若い時はあまり食に興味がなかった岩崎さんですが、「歳を重ねていくにつれて段々と自分に合う食べ物が見えてきて、少しずつ興味が湧くようになった」と教えてくれました。

そうして協力隊を卒業した後は、独立し「チャルカレー」の営業を本格始動。イベントに出展したり、毎週金曜日には南九州市役所でカレーのお弁当を販売しています。

はじめてさんのスパイスカレー教室

はじめてさんのスパイスカレー教室

カレー教室は体験した人のSNSや口コミで広がり、お客さんのほとんどは市外から。初心者の方はもちろん、カフェや飲食店で働いている人がリピーターで来てくれることも多いそうです。

「リピーターの方は、基礎編からステップアップすることもできます。中には4回も参加してくれる人もいて、自分としても『反応が良いから続けていけるかも』と自信につながりました」

食材について伺うと「スパイス以外は鹿児島県産のものを使うようにしている」そうで、その背景には旅行好きな岩崎さんの思いがありました。

「私自身、旅行が好きで、旅先では美味しいものを食べたいし、1回も外したくないんですよね。それもあって、スパイス以外はなるべく鹿児島県産、お肉は近くの鶏刺し専門店のもの。油も地元産のものを使っています」

鹿児島の食材とスパイスが合わさった、特別な味が楽しめるチャルカレー。

参加された人の中には、「スパイスカレーをつくりはじめてから、普通のカレーが食べられなくなった」という人もいるほど、やみつきになるそうです。

今後の展望は「インドの人を呼びたい」

今後の展望は「インドの人を呼びたい」

南九州市での暮らしについて尋ねると「東京ではできないことができているし、周囲には足を向けて寝られないくらい感謝している」と、これまでの生活をふりかえります。

さらに移住当初と現在を比べると「知覧に来た頃は、今の生活は全然想像できていなかった」そうで、周囲の応援や協力が本当にありがたい、と話していました。

今後の展望については「インド料理についてもっと勉強したいし、インドにもまた行きたいです。いつかはインドの人を知覧に呼んで一緒に働けたら良いな」と楽しそうな未来を語ってくれました。

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